いりやどでは、新年度の取り組みとして、全スタッフを対象とした研修を始めました。研修の目的は、全スタッフのおもてなし向上。事務や清掃のスタッフも、お客様が体験したツアーについて会話を交わせるように。厨房スタッフが、地元の食材を最大限に活かした料理をお客様に提供できるように。いりやどが提供する学習プログラムや、南三陸という地域について、スタッフ自身が理解を深めることで、宿泊研修施設としてのさらなる向上を図ります。
第1回は「海を学ぶ」。団体様向けに提供している漁業の学習プログラムを基に、行程を組みました。
(南三陸研修センタープログラム「戸倉の海産物はなぜ美味い?」)
前半は、漁船に乗り、養殖だなや志津川湾内を見学。震災後における漁業の復興、志津川湾でとれる海産物などについて、海の見学や作業体験も交えて理解を深めました。
後半は、番小屋にて海鮮BBQ。牡蠣のフライ、ホヤの煮物、めかぶのしゃぶしゃぶなど、とれたての海産物を活かした料理を味わいました。
いりやどでは、地のもの・旬のものを活かした料理を提供しています。料理長をはじめとする厨房スタッフは、食材の生産現場を熱心に見学し、魚介や海藻などの調理法について質問を重ねていました。
事務や清掃を担当するスタッフも、学習プログラムを参加者の立場になって体験することで、ツアーについての理解を深めました。
南三陸には、海の他にも多様な資源があり、いりやどの学習プログラムも多岐に渡っています。今後、他のテーマでも研修を行い、スタッフ一丸となり「まなびの里 いりやど」の向上を目指します。